つる座(読み)つるざ

改訂新版 世界大百科事典 「つる座」の意味・わかりやすい解説

つる(鶴)座 (つるざ)
Grus

略号Gru。晩秋の南天低くに見える小星座。17世紀ドイツの天文学者J.バイヤーによって新設された南天12星座の一つである。みなみうお座のさらに南にあり,2個の2等星α,βが並んで見える。15世紀にスペインの航海家はフラミンゴと呼んでいたが,バイヤーによりつるになった。概略位置は赤経22h20m,赤緯-47°。午後8時の南中は10月下旬である。
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百科事典マイペディア 「つる座」の意味・わかりやすい解説

つる(鶴)座【つるざ】

10月下旬,南の地平線近くに見える星座。

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