ツーレーヌ(その他表記)Touraine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツーレーヌ」の意味・わかりやすい解説

ツーレーヌ
Touraine

フランス中西部の旧地方名。現在のアンドルエロアール県にほぼ合致する。中心都市ツール。聖マルタンが司教であった4世紀以来宗教上の威信が高く,カロリング朝ルネサンスでは修道士 F.アルクイヌスを得て学芸の中心となった。 13世紀に王領となり,バロア朝ではしばしば王族の知行地とされ,百年戦争末期にはシャルル7世の最も重要な根拠地でもあった。 15~16世紀にフランス王が居住。アンボアーズ,シュノンソーなど,フランス・ルネサンス後期の建築様式を代表する多くの宮殿,いわゆるロアールの城が残っている。

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