世界の観光地名がわかる事典 「ティエンム寺」の解説 ティエンムじ【ティエンム寺】 かつての阮朝(グエン朝、1802~1945年)の王都だった、ベトナム中部の都市フエ(Hue)にある仏教寺院。フエの中心市街から5kmほどのところにある。この寺院には、フエで最も古く、美しいといわれる7層のパゴダ(仏塔)がある。この寺院の建立は1602年。現在のパゴダは、1844年に阮朝のティエウ・トゥリ王によって建てられた。最上階の7階には黄金の仏陀像が安置されていたが、1943年に盗まれてしまった。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報