現代外国人名録2016 「ティモシーガイトナー」の解説
ティモシー ガイトナー
Timothy Geithner
- 職業・肩書
- エコノミスト ウォーバーグ・ピンカス社長 元米国財務長官,元ニューヨーク連邦準備銀行総裁
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1961年8月18日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 本名
- Geithner,Timothy Franz
- 学歴
- ダートマス大学(アジア政治学)〔1983年〕卒,ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際研究所ポール・ニッツ校(SAIS)国際経済学専攻〔1985年〕修士課程修了
- 経歴
- 父がフォード財団のアジア専門家だったことから、少年時代はザンビアやジンバブエ、インドなどに滞在。高校時代をタイのバンコクで過ごす。大学ではアジア政治学を専攻。その後、日本と中国に留学し、日本語と中国語を学ぶ。在日米大使館に勤務。1985〜88年コンサルティング会社キッシンジャー・アソシエイツに勤務。’88年米国財務省に入省し、クリントン政権下の’98年、国際金融問題担当財務次官に抜擢される。2001年ブッシュ大統領就任に伴い、退職。同年米シンクタンク・外交問題評議会、国際通貨基金(IMF)政策開発局長を経て、2003年11月42歳の若さでニューヨーク連邦準備銀行総裁に就任。2009年1月〜2013年1月オバマ政権で財務長官を務め、米当局の中枢でリーマン・ショックに立ち会い、異例の危機対応に中心的な役割を果たす。2013年11月大手投資会社ウォーバーグ・ピンカス社長に就任。著書に「ガイトナー回顧録―金融危機の真相」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報