ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティン・ペ」の意味・わかりやすい解説
ティン・ペ
Tin Pe
ビルマ (現ミャンマー) の軍人,政治家。高校卒業後独立運動に参加,のち義勇軍に入り,ネ・ウィン将軍と行動をともにしつつ頭角を現した。 1962年革命評議会委員,のち各閣僚を歴任。軍部内急進派の指導者としてビルマ型社会主義路線を推進,ネ・ウィン首相の片腕として活躍し,一時はネ・ウィンに次ぐ実力者といわれたが,70年末サン・ユらとの権力闘争に敗れて失脚した。
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