20世紀西洋人名事典 「テオオットー」の解説
テオ オットー
Teo Otto
1904 - 1968
ドイツの舞台装置家。
レムシャイト生まれ。
1904年レムシャイトに生まれ、’24年カッセルで舞台装置家としてデビュー。ベルリンに移り、’28年国立劇場舞台装置主任となる。’33年亡命し、以後チューリヒ劇場を中心に活躍。グリュントゲス、リントベルク、シュトルクスなどの演出に協力し、ブレヒトやフリッシュなどの舞台を作る。イリュージョン舞台を否定した立体的な演劇空間の創造が彼の傾向である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報