テニスのオープン化

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テニスのオープン化

1960年代に有力選手のプロ転向が続き、アマチュアだけのウィンブルドンの地位低下を懸念した英国が国際庭球連盟に迫り、68年にプロの四大大会参加を認めさせた。

オープン化に伴ってウエアのカラー化が進み、タイブレークの導入など大幅な変化が起こった。半面男女の各種大会が乱立、対立も発生した。

米国のビリー・ジーン・キングが女性の地位向上を図って女子テニス協会(WTA)を発足。男子はプロ選手協会(ATP)が、デビスカップ出場を拒否して処分された選手を擁護して73年のウィンブルドンをボイコット。相対的に力を付けた選手側組織のツアーに集約された。

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