現代外国人名録2016 「テリーギリアム」の解説
テリー ギリアム
Terry Gilliam
- 職業・肩書
- 映画監督,アニメーター,俳優
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1940年11月22日
- 出生地
- 米国ミネソタ州ミネアポリス
- 本名
- Gilliam,Terry Vance
- 学歴
- オクシデンタル・カレッジ卒
- 受賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞(作品賞・監督賞)〔1985年〕「未来世紀ブラジル」
- 経歴
- 大学で政治学を学んだ後、ニューヨークで雑誌「HELP!!」の編集アシスタントとなる。のち、漫画家として独立。ジョン・クリーズと出会い、1967年渡英。’69〜74年BBCで放送されたコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」にアニメーターとして参加、クリーズやグレアム・チャップマン、エリック・アイドル、テリー・ジョーンズと出演・脚本も手がけ、英国の国民的コメディグループ“パイソンズ”の一員として知られるようになった。また「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(’74年)、「ライフ・オブ・ブライアン」(’79年)、「人生狂騒曲」(’82年)などの一連のモンティ・パイソン映画にも参加。’89年にチャップマンが亡くなった後は解散状態となったが、2014年全員が集まって舞台公演を行い、大きな話題となった。一方、1977年「ジャバーウォッキー」でソロ監督デビュー。’81年2作目の「バンデットQ」は全米興収5000万ドルの大ヒットとなった。「未来世紀ブラジル」(’85年)で世界中にその名を轟かせることになり、ロサンゼルス映画批評連盟賞作品賞・監督賞を受賞。他の作品に「スパイ・ライク・アス」(’85年)、「バロン」(’89年)、「フィッシャー・キング」(’91年)、「12モンキーズ」(’95年)、「ラスベガスをやっつけろ」(’98年)、「ブラザーズ・グリム」「ローズ・イン・タイドランド」(2005年)、「Dr.パルナサスの鏡」(2009年)、「ゼロの未来」(2013年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報