ディキカベビー(その他表記)Dikika baby

改訂新版 世界大百科事典 「ディキカベビー」の意味・わかりやすい解説

ディキカ・ベビー
Dikika baby

エチオピアのアファール低地にあるディキカで,2000-04年にアレムセゲドZ.Alemsegedが率いる国際調査隊によって発見されたアウストラロピテクス・アファレンシスの幼児全身骨格。愛称はセラムSelam(平和という意味)。年齢は3歳,性別は女の子と推定。頭蓋腔容積(脳容積より10%ほど大きい)は330mlで,ほぼ同年齢のチンパンジーと一致する。年代は約330万年前で,アファレンシス女性骨格のルーシーより10万~15万年ほど古いが,象徴的にはルーシーの赤ちゃんLucy's Babyにあたるといわれる。アファレンシスとして初めて肩甲骨が見つかり,ゴリラと似ていることから,木登りにも適応していたと推定されている。
→アウストラロピテクス・アファレンシス →ルーシー
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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