デザイン・ミュージアム(読み)デザインミュージアム(英語表記)Design Museum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デザイン・ミュージアム」の意味・わかりやすい解説

デザイン・ミュージアム
デザインミュージアム
Design Museum

1989年7月,イギリスロンドン完成開館したデザインを中心とした美術館現代のデザイン情報だけでなく,過去 100年間のモダンデザインの資料を集め,情報をサービスするとともに,未来を展望する。日本では国立京都工芸繊維大学内に開館している美術工芸資料館を除き,デザインの収蔵展示研究などはあまりなされていないが,国立近代美術館フィルムセンターに写真・デザイン部門が新設される予定のほか大阪にデザイン・ミュージアムの開館も予定されている。

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知恵蔵 「デザイン・ミュージアム」の解説

デザイン・ミュージアム

東京で、工業デザイン・建築デザイン・グラフィックデザインなどを展示するデザイン・ミュージアムの設立が相次ぐ。06年春完成の秋葉原クロスフィールド(千代田区)、07年春オープン予定の東京ミッドタウン(港区・防衛庁跡地)などの都市再開発事業に伴うもので、商業施設などに併設される。デザインの社会的認識向上が期待される。

(武正秀治 多摩美術大学教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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