デジタル大辞泉 「収蔵」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐ぞう〔シウザウ〕【収蔵】 [名](スル)1 取り入れてしまっておくこと。「書画骨董こっとうを収蔵する」「収蔵庫」2 収穫した農作物を貯蔵すること。[類語]収める・入れる・仕舞う・仕舞い込む・蔵ぞうする・収納する・格納する・含む・包含する・収録する・収載する・持つ・有する・擁する・領する・占める・所持・保有・現有・領有・具有・私有・民有・公有・国有・官有・共有・占有・専有・所有・享有・所蔵・私蔵・秘蔵・愛蔵・死蔵・退蔵・珍蔵 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「収蔵」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐ぞうシウザウ【収蔵】 〘 名詞 〙① 物をとり入れておさめておくこと。[初出の実例]「扇軽宜二忘却一、箪冷已収蔵」(出典:行成詩稿(1003‐27)長保五年七月、省試題・涼風撤蒸暑詩)「其の売上金は物品販売所当座用金櫃に収蔵して」(出典:軍隊内務令(1943)二九八)② 農作物をとり入れて貯蔵すること。[初出の実例]「白蔵といふは白は秋の金色蔵は収蔵(シウゾウ)(〈注〉オサメオサム)也」(出典:俳諧・改正月令博物筌(1808)七月)[その他の文献]〔礼記‐月令〕③ ( 「千字文」の「秋収冬蔵」から ) 陽気がおさまりかくれること。季節が冬に向かうこと。[初出の実例]「四序循環空代謝、百叢寞々早収蔵」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦残菊〈大江匡房〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例