デジタル大辞泉 の解説 デジタル‐ロゼッタストーン(Digital Rosetta Stone) 恒久的なデジタルデータの保存を目的とする記憶媒体。平成21年(2009)に京都大学・慶応大学・シャープの共同チームによって開発された。半導体メモリーを1000個並べた記憶層を重ね、耐腐食性をもつシリコン酸化膜で覆ったもの。記憶容量は約300ギガバイト、保存可能な年数は1000年以上とされる。非接触型ICカードと同様、データの読み出しと給電には電波を用いる。[補説]ロゼッタストーン(ロゼッタ石)は、紀元前2世紀の石碑。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例