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給電 キュウデン

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デジタル大辞泉の解説

きゅう‐でん〔キフ‐〕【給電】

[名](スル)電力を供給すること。

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世界大百科事典 第2版の解説

きゅうでん【給電 power supply of electrical energy】

電力系統を構成する発電所,変電所,送電線,配電線などのいろいろな設備を総合的,合理的かつ経済的に運用し,工場や家庭に電気エネルギーを安定に供給すること。給電業務はいわば電力事業の神経系統となる仕事で,二つに大別できる。現在所有の設備を巧みに使用して,良質の電気を日夜供給する仕事がその一つで,需給運用,系統運用,系統保護などがあり,それを直接担当する指令機関は給電所と呼ばれ,ここから発せられる指令は給電指令といわれる。

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大辞林 第三版の解説

きゅうでん【給電】

( 名 ) スル
電力を供給すること。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

給電
きゅうでん

良質・低廉な電力を需要家に供給する目的で、発電から配電に至るまでの各設備を総合運営することをいう。たとえば、電力の需要家には一般家庭用の電灯負荷、ビルディングなどの業務用負荷、工場などの電力用負荷などがあり、それぞれ必要なときに必要な量の電力を使用するので、全体の需要量は大きく変動することとなる。当然のことながら、電気は貯蔵することができない。したがって、発電所では電力の消費に追従して電力を発生しなければならない。この発電所にも、原子力発電所火力発電所水力発電所などがあり、それぞれ特性が異なるので「どの発電機にどの程度の電気を発生させるべきか」を考慮する必要がある。このように、需要家の負荷電力に対応して発電機の発生電力を調整することを需給調整、または周波数調整といい、給電のもっとも主要な業務となっている。このほか、電圧調整(いつも電圧が一定になるようにすること)、潮流調整(電力の流れが円滑になるようにすること)、送電線や変圧器などの電力機器の使用・停止時の調整、系統事故時の復旧操作などがある。給電業務はきわめて複雑多岐にわたるので、中央給電指令所を中心に、系統給電指令所地方給電所に指令が伝達され総合運営されている。
 なお、これらの業務は、コンピュータを活用した自動化システムを用いて行われている。[内田直之]

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