読み取り装置に近づけるだけで、IC(集積回路)チップに入っているデータのやりとりができるICカードのこと。読み取り装置から電磁誘導により電力が供給され、無線通信によりデータが交換される。
国際規格ISO14443に沿っていくつかの方式が規格化されており、日本では日本ICカードシステム利用促進協議会(JICSAP)や日本鉄道サイバネティクス協議会により規格化されている。
ICカードは、従来の磁気カードに比べて内蔵できる情報量が格段に多く、これを読み取り装置と非接触とすることで、さらに利便性が高まっている。
JR東日本のSuica(スイカ)などもこの非接触カードであり、その他、公共の施設や企業の入退室管理などにも非接触カードの利用が広がっている。ソニーが開発した非接触ICカード技術の一つが「FeliCa(フェリカ)」で、NTTドコモの「おサイフケータイ」をはじめ、FeliCaチップを内蔵した携帯電話も各メーカーから発売されており、ネット上での入金やチケット購入等のサービスが広まりつつある。
[編集部]
(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新