デルフトブルー(その他表記)delft blue

色名がわかる辞典 「デルフトブルー」の解説

デルフトブルー【delft blue】

色名一つオランダの都市デルフト製の陶器にちなんだ濃く鮮やかなをさす。近世初期、デルフトで中国陶磁器を真似た焼き物がつくられ、その青色に由来する色名。陶磁器をチャイナと呼ぶように、中国の陶磁器はヨーロッパにとってあこがれの存在であった。デルフトはハーグロッテルダム中間に位置し、デルフト焼きで知られる。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む