20世紀西洋人名事典 「デーモンナイト」の解説
デーモン ナイト
Damon Night
1922 -
米国の作家,編集者。
短編を最も得意とし、1950年代に大量の良質なSF小説を書いた。洗練され、手法を重んじる作家で、「王者の祈り」(’56年)、「精神スイッチ」(’65年)、「世界とソーリン」(’80年)などの作品があり、中でも「王者の祈り」は、このジャンルの古典として残っている。最近では編集者として活躍し、オリジナル・アンソロジーのシリーズ「オービット」はジーン・ウルフなどを育てている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報