普及版 字通 「トウ・ちまた・まちすじ」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] ちまた・まちすじ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は同(どう)。同は筒形の酒器。〔説文〕二下に「街なり」とあり、いわゆる胡同。〔玉〕に「下るなり」とあるのは、下痢をいう。〔山海経、北山経〕に「(梁渠の山)鳥り~名を囂(がう)と曰ふ。其の、鵲(じやく)の如し。之れをらへば腹痛を已(や)め、以てを止むべし」とみえる。洞の意であろう。
[訓義]
1. ちまた、まちすじ、通り。
2. くだる、下痢。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 トホル・ウルハシ・イタル・チマタ〔字鏡集〕 ウルハシ・イタル・タタル・チマタ・トホル
[下接語]
胡
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報