トゥッチ(その他表記)Giuseppe Tucci

山川 世界史小辞典 改訂新版 「トゥッチ」の解説

トゥッチ
Giuseppe Tucci

1894~1984

ヨーロッパにおけるチベット学の泰斗イタリア人。1927年から48年にかけて8回にわたりチベットやラダックなどを踏査し絵画美術品,文書資料を収集代表作『チベットの絵巻物』(Tibetan Painted Scrolls,1945)はチベット研究の基本書として現在も有効である。33年にイタリア中央・極東アジア研究所(IsMEO)を創設した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む