普及版 字通 「トウ・みみだま」の読み・字形・画数・意味
17画
[字訓] みみだま
[説文解字]
[字形] 形声
声符は當(当)(とう)。〔説文新附〕一上に「なり」とする。冠飾の玉をいう。〔釈名、釈首飾〕に「耳をちて珠を施すをと曰ふ」とあり、みみだま。〔釈名〕にはなお「此れ本(もと)蠻夷の爲すに出づるなり。蠻夷の女、輕好走、故に此の琅を以て、之れに錘(た)るるなり。今中國の人、之れに傚(なら)ふのみ」という。
[訓義]
1. たま、飾りのたま、冠の飾りの玉。
2. みみだま。
3. たるきの端に玉を飾る。
4. 丁・琅は玉声。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 コジリ・ミミノクサリ 〔立〕 コジリ・ミミクサリ・ミミタリ・ミミタマキ
[熟語]
環▶・子▶・珥▶・珠▶・豎▶・琅▶
[下接語]
華・玉・金・耳・珥・珠・榱・貂・・佩・璧・明・鳴・瑶・琅
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報