トゥルグジウ(その他表記)Târgu Jiu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥルグジウ」の意味・わかりやすい解説

トゥルグジウ
Târgu Jiu

ルーマニア南西部,ジウ川に臨むゴルジュ県の県都。ローマ帝国の時代から集落をなし,19世紀までたびたび土地のボヤール(スラブ世界の大貴族)に支配された。農産物の取引市場だったが,第2次世界大戦後は木材加工や衣料品,たばこ,食料品を製造する工業都市へと急速に発展した。ペトロシャニ低地の南部に位置し,露天掘りによる石炭採掘が行なわれ,市域南部には油田もある。ジウ川流域は第1次世界大戦と第2次世界大戦の激戦地となった。特に第1次世界大戦中の 1916年には町を守ろうとして多くの市民が犠牲になり,彫刻家のコンスタンティンブランクーシは 1937~38年に市内の二つの公園に追悼のための屋外彫刻 3点を制作した。2024年,作品が設置されている二つの公園とそれらを結ぶ英雄通りが,「トゥルグジウのブランクーシの記念碑的作品群」として世界遺産の文化遺産に登録された。鉄道と高速道路が市内を走る。人口 9万6081(2007推計)。

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