現代外国人名録2016 「トビアスウルフ」の解説
トビアス ウルフ
Tobias Jonathan Ansell Wolff
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年6月19日
- 出生地
- アラバマ州バーミンガム
- 学歴
- オックスフォード大学卒,スタンフォード大学(ライティング・プログラム)〔1978年〕卒
- 受賞
- セントロレンス賞〔1981年〕「In the Garden of the North AmericanMartyrs」,PEN/フォークナー賞〔1984年〕「兵舎泥棒」,O.ヘンリー賞(3回)
- 経歴
- 高校中退後、1963年徴兵で軍隊に入り、ベトナム戦争に従軍。帰国後、オックスフォード大学、スタンフォード大学で教育を受ける。1981年第一短編集「In the Garden of the North American Marthyrs」でセントロレンス賞を受賞。以来、玄人受けする地味な作家だったが、’85年に発表した「兵舎泥棒」がPEN/フォークナー賞を受賞し、現代アメリカを代表する実力作家として広く認知された。誰もが漠と感じつつ言葉にならない日常の不安や焦燥を明確に取り上げ、一編のストーリーにまとめ上げる技術は超一流といわれる。他の著書に短編集「バック・イン・ザ・ワールド」(’85年)、長編「ボーイズ・ライフ」(’89年)、「危機一髪」(’94年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報