現代外国人名録2016 「トムショルツ」の解説
トム ショルツ
Tom Scholz
- 職業・肩書
- ロック・ギタリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1947年3月10日
- 出生地
- オハイオ州トレド
- グループ名
- グループ名=ボストン〈Boston〉
- 学歴
- マサチューセッツ工科大学大学院機械工学専攻修士課程修了
- 経歴
- ハイスクール時代はバスケットボール選手。のち奨学金を得てマサチューセッツ工科大学に入学し、大学院でメカニカル・エンジニアリングの修士号を取得。同大学院修了後はポラロイド社に研究員として勤務。この間、独学でギターを修め、1975年デモテープがレコード会社の目に留まり、’76年ボストンとして「幻想飛行」でデビュー。同作は世界で通算1700万枚のセールスを記録する大ヒットとなり、一躍世界に知られるロックバンドとなった。セカンドアルバム「ドント・ルック・バック」(’78年)も全米1位を獲得。’79年初来日。’80年デザイン会社シュルツ・リサーチ・アンド・デベロップメントを設立し、「ロックマン」のブランドを冠したアンプなどの音響機器を製作。その後も音楽活動を続けるが、バンドは活動休止やメンバー交代を経て、’86年約8年ぶりのアルバム「サード・ステージ」をリリースし再び全米1位に輝いた。ギターを中心とした透明感溢れるメロディアスなサウンドが特徴。“ノー・コンピューター”の姿勢を貫き、アルバム製作には長い時間をかけ、以後も「ウォーク・オン」(’94年)、「コーポレイト・アメリカ」(2002年)と8年おきに新作を発表。2013年6枚目のアルバム「ライフ、ラブ&ホープ」をリリース。40年にわたるキャリアでリリースしたアルバムはわずか6枚という寡作のバンドとして知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報