トリフェニルメチルクロリド

化学辞典 第2版 の解説

トリフェニルメチルクロリド
トリフェニルメチルクロリド
triphenylmethyl chloride

C19H15Cl(278.78).トリチルクロリド(trityl chloride)ともいう.トリフェニルタノールをベンゼン中,過剰の塩化アセチルと加熱すると得られる.融点112~113 ℃,沸点310 ℃.エーテルクロロホルム,ベンゼンに可溶.テトラヒドロフラン中で等モル量のリチウムナフタレニドを作用させるとトリフェニルメチルラジカルを生成し,二量化する.ピリジン中,第一級,第二級アルコールやフェノールと反応して相当するエーテルを与え,ヒドロキシ基の保護剤として用いられる.アルドヘキソースとは第一級ヒドロキシ基のみ,またシステインとはアミノ基ではなくチオール基と反応するという選択性を示す.[CAS 76-83-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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