旺文社世界史事典 三訂版 「トルコ大国民議会」の解説
トルコ大国民議会
トルコだいこくみんぎかい
第一次世界大戦の敗北後,イギリス・フランス・イタリア・ギリシアの占領下に置かれたトルコでパルチザン闘争が組織される中,ケマルを中心にトルコ大国民議会が樹立されて抵抗の主体となった。その後,国土の分割を容認するセーヴル条約を受け入れたスルタン政府軍とギリシア軍を破り,祖国の解放に成功。1924年の憲法制定により,トルコ大国民議会は唯一の立法機関となり,4年ごとに大統領を選出することになった。
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