トーションバー(その他表記)torsion bar

翻訳|torsion bar

改訂新版 世界大百科事典 「トーションバー」の意味・わかりやすい解説

トーションバー
torsion bar

ばねの一種で,直線状丸棒,あるいは中空棒のねじり変形に対する復元力をばね力として利用するもの。ねじり棒ばねともいう。トーションバーはただ1本の棒なので,収容するのに要する空間が小さいうえ,棒の内部応力が純粋にせん断応力のみになるので,材料の素直な使い方ができるという特長がある。空間の制約が大きいフロントエンジン・フロントドライブ(FF)方式の乗用車の前輪懸架装置のばねや,床面を低くした乗用車の後輪懸架装置のばねによく用いられている。自動車用懸架装置のばねにトーションバーを用いると,トーションバーの車体側支持部を回転調整式とすることで,自動車の床面の地上高を調整(車高調整)することが容易にできる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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