トーチランプ

デジタル大辞泉 「トーチランプ」の意味・読み・例文・類語

トーチ‐ランプ

《〈和〉torch+lamp》ガス炎を用いる携帯用バーナー。鉛管工事などで使用ブローランプ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「トーチランプ」の意味・読み・例文・類語

トーチ‐ランプ

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語torch lamp ) 小型の携帯用バーナー。筒形本体石油やガスなどの燃料をたくわえて、付属の空気ポンプ空気を圧縮し、燃料を吹き出させ高温の炎を得る。水道工事などで用いる。トーチ。ブローランプ。
    1. [初出の実例]「番頭は胸にトーチ・ランプを吊して橇を引いた」(出典:通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉わが演劇交友録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トーチランプ」の意味・わかりやすい解説

トーチランプ
とーちらんぷ
torch lamp

高温加熱用に使用される小型の携帯用バーナー。燃料の油を圧縮空気で噴き出し、空気を混合し燃焼させ、噴き出す炎で加熱する。水道工事などで鉛管を接続するとき、あるいは建設工事など高温を必要とするとき手軽に使用できるので広く利用されている。本体のわきに空気ポンプがついていて、手動により操作し、本体内の空気だめに空気を送り込んで圧縮空気を得る仕掛けとなっている。ブロートーチblow torchともいう。

[中山秀太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android