ドゥカス朝(読み)ドゥカスちょう(その他表記)Ducas; the Dynasty of Ducas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドゥカス朝」の意味・わかりやすい解説

ドゥカス朝
ドゥカスちょう
Ducas; the Dynasty of Ducas

ビザンチン帝国中期の王朝 (913~959,1059~78) 。バルカン半島のディディモティカ地方の豪族で,コンスタンチヌス7世,コンスタンチヌス 10世,ミカエル7世,アレクシウス5世,ニケフォルス3世,アレクシウス1世の諸皇帝がこの家系に属した。また 15世紀の歴史家ドゥカスもこの家系。セルジューク・トルコノルマン,バルカン半島のマジャール人,ウツェン族,ペチェネグ人に苦しめられ,国内では封建化の進行とともに地方豪族の内乱,中央集権制の弱体化が進行し,国力衰微が始った時代の王朝。

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