ドメインコントローラー(読み)どめいんこんとろーらー

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ドメインコントローラー」の解説

ドメインコントローラー

マイクロソフトディレクトリサービス「Active Directory」で、ユーザーデータを管理して認証を行なう役割を持ったサーバーWindowsのサーバー系OSに標準で搭載されている。ドメインコントローラーは、ユーザー情報を「ディレクトリデータベース」と呼ばれる形式で保存する。なお、Windows NT 4.0以前のドメインコントローラーは、その役割の違いからPDC(Primary Domain Controller)とBDC(Backup Domain Controller)に分かれていたが、Windows 2000(Active Directory)以降は「ドメインコントローラー」という名称に統一されている。

ドメイン・コントローラー

Windowsで、組織のネットワーク内のコンピューターやユーザーの認証、アクセス権をグループ単位で制御するためのサーバー。マイクロソフトの開発したディレクトリー・サービスであるActive Directoryに含まれ、Windowsに標準で搭載されている。なお、Active Directoryにおけるディレクトリーとは、コンピューターを使用するユーザーの登録簿のこと。ドメイン・コントローラーは、ユーザー、パスワード、グループなどの情報をディレクトリデータベースに登録し、ユーザーの認証やアクセス権を一元管理する。これにより、共有フォルダー共有プリンターをドメイン単位で管理できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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