ドライジン(読み)ドライジン(英語表記)dry gin

デジタル大辞泉 「ドライジン」の意味・読み・例文・類語

ドライ‐ジン(dry gin)

辛口ジン。もっとも一般的なジンで、カクテルにも多く用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「ドライジン」の解説

ドライジン【dry gin】


辛口のジン。とうもろこし、ライ麦、大麦麦芽などを発酵させ、連続式蒸留機で蒸留したあと、ジュニパーベリー西洋ねずの実)を主に、コリアンダーアニス、レモン果皮などの香草・香辛料とともに単式蒸留機再蒸留してつくる。ジンがオランダからイギリスに渡り、産業革命を経て大量生産に適した製法となったもの。ロンドン周辺が主産地であったことから「ロンドンジン」「ロンドンドライジン」ともいうが、現在はイギリスの他の地方や他の国でもつくられ、一般的には現在「ジン」というとこれをいうことが多い。⇒ジンジュネバ

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のドライジンの言及

【ジン】より

…ジェネバはアルコール分45%,淡黄色で重厚な風味があり,ストレートで飲まれる。ロンドン・ジンはアルコール分40~50%,無色,辛口でドライ・ジンとも呼ばれ,ストレートよりはジンフィズ,ジントニックなど,カクテルの基酒として広く用いられる。ドイツでつくられるシュタインヘーガーは,発酵前にジュニパーベリーを加えて蒸留するもので,マイルドな味をもつ。…

※「ドライジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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