ドライス(読み)どらいす(その他表記)Karl Friedrich Drais

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドライス」の意味・わかりやすい解説

ドライス
どらいす
Karl Friedrich Drais
(1785―1851)

ドイツ自転車発明家。カールスルーエ生まれ。貴族出身で上級林務官を務めた。1813年ごろ自転車を発明した。この自転車は1818年に特許を得た。車輪車体などほとんど木製であるが、ハンドル操作で自由に曲がることができた。ただしペダルはなく、足で地面をけって走行した。特徴はハンドルの手前に胸当てがあることで、「ドライジーネ」とよばれた。

内田 謙]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「ドライス」の解説

ドライス

生年月日:1785年4月29日
ドイツの山林官
1851年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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