山川 世界史小辞典 改訂新版 「ドン・ミゲルの反乱」の解説
ドン・ミゲルの反乱(ドン・ミゲルのはんらん)
Dom Miguel
ポルトガルの立憲主義,自由主義に対する反動。1820年革命後の不安定な状況のなか,国王ジョアン6世の王妃カルロタ・ホアキナと王子ミゲルを中心に絶対主義党派が形成される。23~24年の2度のクーデタをへて,ミゲルはウィーンに亡命するが,28年に帰国。身分制議会で国王に推戴され,自由主義派を弾圧。34年,自由主義派との内戦に敗北,再度亡命した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報