ナジル人(読み)ナジルびと(その他表記)Nazirite

改訂新版 世界大百科事典 「ナジル人」の意味・わかりやすい解説

ナジル人 (ナジルびと)
Nazirite

古代イスラエルにおいて,熱烈な信仰心をもって,神に特別に誓願して一定宗教儀礼の定めを自己に課した人々のこと。ヘブライ語でナージールnāzîrとは〈聖別された人〉を意味し,誓願者はブドウ酒断ち,髪を切らないなどの規定を守った。一時的誓願者と生涯の誓願者があり,サムソン後者の例で,頭髪の定めがサムソン物語の重要な話として生かされている。パウロもある誓願を立てて,一時的にナジル人となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 並木

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む