アメリカの黒人選手の野球リーグ。黒人選手の大リーグ(メジャー・リーグ)への加入は試みられていたが、19世紀の人種差別の壁は厚かった。そこで、黒人だけのチームをつくり白人チームと対戦することを、フランク・トンプソンが1885年に始めた。これが好評で、数多くのチームができたが、リーグにまでは至らなかった。1920年カンザス・シティでニグロ・ナショナル・リーグができ、翌年ニグロ・イースタン・リーグが続いた。そして、1924年にはワールド・シリーズを行った。しかし、これは不況で解散し、南部の各リーグに組み入れられた。その後、1947年ジャッキー・ロビンソンのブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)入団に始まり、サッチェル・ペイジら有力選手が続々と大リーグに入り、ニグロリーグは消滅した。
[神田順治]
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