20世紀西洋人名事典 「ニコライリャシコ」の解説
ニコライ リャシコ
Nikolay Nikolaevich Lyashko
1884 - 1953
ソ連の小説家。
本名リャシチェンコ〈Lyashchenko〉。
少年時代から様々な職業に就きながら、革命運動に参加、三回の投獄、流刑の間に労働運動を題材にした小説を書き始める。革命後は「鍛冶屋」グループの指導者の一人としてプロレタリア文学運動で活躍。市民戦争後の工場再建のために働くボリシェヴィキを描いた「溶鉱炉」(1925年)、自伝的長編「甘い徒刑」(’34年、’36年)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報