現代外国人名録2016 「ニコラスライドン」の解説
ニコラス ライドン
Nicholas B. Lydon
- 職業・肩書
- 生化学者 ブループリントメディスン社創立者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1957年2月27日
- 出生地
- 英国
- 専門
- がん研究
- 学歴
- リーズ大学(生化学・動物学)〔1978年〕卒,ダンディー大学大学院(生化学専攻)
- 学位
- 博士号(ダンディー大学)〔1982年〕
- 受賞
- ブルース・F.カイン記念賞〔2002年〕,チャールズ・ケタリング賞〔2002年〕,ラスカー賞〔2009年〕,日本国際賞(健康・医療技術分野,第28回)〔2012年〕「がん特異的分子を標的とした新しい治療薬の開発」,グラクソスミスクライン賞〔2014年〕
- 経歴
- 1982〜85年シェリングプラウ社(リヨン及びパリ)研究員、’85〜97年チバガイギー社(現・ノバルティス)たんぱく質チロシンキナーゼ阻害剤チームリーダーを経て、’97年〜2000年キネティクス・ファーマシューティカルズ社をボストンに設立、CEO(最高経営責任者)兼社長に就任。2000〜2002年アムジェン社創薬・研究情報科学担当副社長。2006年アナプティスバイオ社(カリフォルニア州サンディエゴ)を共同で設立、治療顧問兼取締役。2011年ブループリントメディスン社(マサチューセッツ州ケンブリッジ)を共同で設立、科学諮問委員会委員長兼取締役に就任。この間、ブライアン・ドラッカー博士とともに、がん特異分子を標的とした治療薬を開発し、慢性骨髄性白血病(CML)の治療を一変させた。論文多数。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報