精選版 日本国語大辞典「にしては」の解説
にして は
① …においては。…にあっては。
※万葉(8C後)一・三五「これやこの大和爾四手者(ニシては)我(あが)恋ふる紀路に有りと云ふ名に負ふ背の山」
② …にとってみれば。
③ …である割には。…であることを考えると。
※浮世草子・好色旅日記(1687)二「色茶屋の算用にしてはかるしとかたる馬奴(まこ)もあり」
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