ニューアーク・シャーウッド(その他表記)Newark and Sherwood

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ニューアーク・シャーウッド
Newark and Sherwood

イギリスイングランド中部,ノッティンガムシャー県東部の地区。西部砂地の丘陵地帯で,東部はニューアークオントレントを中心にトレント川河谷の肥沃な農業地帯が広がる。丘陵地帯にはロビン・フッドの伝説で名高いシャーウッドの森が残っているが,伝説のようなカシの森ではなく,マツが植林されている。石炭を産出し,トレント川河谷ではコムギ,オオムギ,テンサイなどが栽培され,酪農も盛ん。ニューアークオントレント西郊のサウスウェルには,後期ノルマン様式の聖堂(1884)がある。面積 654km2。人口 10万6287(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android