ニンファエウム(その他表記)Nymphaeum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニンファエウム」の意味・わかりやすい解説

ニンファエウム
nymphaeum

元来は細流沿いの木陰に塚を設けて水のニンフに献じた祭壇を置く,道ばたの神殿であったが,ヘレニズム時代には市中の暑さをやわらげるため各都市に建てられた。街路の交差部に前柱式ファサードをもつ半円形の祭壇を造り,植物や噴水,そしてニンフの彫像で飾る定型をもつ。ルネサンス庭園では幻想的な雰囲気を生み出す主要素として,グロッタ (洞窟) と並び用いられた。

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