ヌエバエスパルタ州(読み)ヌエバエスパルタ(その他表記)Nueva Esparta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌエバエスパルタ州」の意味・わかりやすい解説

ヌエバエスパルタ〔州〕
ヌエバエスパルタ
Nueva Esparta

ベネズエラ北東岸沖,カリブ海に浮ぶマルガリタ島とその周辺の島々から成る州。州都ラアスンシオン。主島マルガリタ島が州面積の 93%を占め,人口,経済活動ともに大部分がこの島に集中。最大の町は南東岸のポルラマル。主産業は漁業マグロイワシの缶詰製造,観光業。真珠採取は植民地時代初期から重要な産業であったが,近年乱獲により真珠貝が激減,資源枯渇の危機に瀕している。農業,牧畜はわずかに行われる程度で,食糧は自給できず,本土から移入。また降水量がきわめて少いため,長い間飲料水不足が州の大きな問題となっていたが,現在は海底に敷設されたパイプラインにより本土から送られてくる。面積 1150km2。人口 28万 777 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む