最新 地学事典 「ネオジムバストネス石」の解説
ネオジムバストネスせき
ネオジムバストネス石
bastnäsite-(Nd)
バストネス石のNd置換体で,Nd(CO3)Fの鉱物。六方晶系,空間群P62c,格子定数a0.70792nm, c0.9721,単位格子中6分子含む。板状(バストネス石の外周部位)。ガラス~油脂あるいは真珠光沢。劈開{1010}不明瞭,不定形断口。硬度4~4.5。比重5.23。淡紅紫色から無色。一軸性正,屈折率n 1.76。ペグマタイト形成の後期,Yを含む蛍石の空洞に最終相として生成。Ceに代わりNdに富むバストネス石として前より知られていたが,独立種としての承認・記載はノルウェーのNordlandの Stetind ペグマタイト産の標本で成された。
執筆者:宮脇 律郎
参照項目:バストネス石
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

