ネオマイシン

化学辞典 第2版 「ネオマイシン」の解説

ネオマイシン
ネオマイシン
neomycin

フラジオマイシンともいう.ネオマイシンA:C12H26N4O6(322.36),BおよびC:C23H46N6O13(614.65)の3種類が知られている.アミノ配糖体抗生物質.放線菌Streptomyces fradiae,S.albogriseolusなどの培養液から,イオン交換樹脂または活性炭で吸着して分離される.塩基性の無色の結晶または粉末状物質.ネオマイシンBの分解生成物であるAの分解点250~256 ℃.112.8°(水).B,Cは非結晶体であるが,ライネッケ塩などとして結晶化する.A:+123°(水),B:+83°(0.2 mol L-1 塩酸),C:+121°(0.1 mol L-1 硫酸).紫外部吸収極大は末端吸収以外ない.カナマイシン類と同様に,主としてグラム陽性菌に有効である.LD50 A:1250 mg/kg(マウス,皮下),B:220 mg/kg(マウス,皮下),C:290 mg/kg(マウス,皮下).

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネオマイシン」の意味・わかりやすい解説

ネオマイシン

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