ネスケホン石(読み)ネスケホンせき

最新 地学事典 「ネスケホン石」の解説

ネスケホンせき
ネスケホン石

nesquehonite

化学組成MgCO3・3H2Oの鉱物単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a1.2112nm, b0.5365, c0.7697, β90.42°, 単位格子中4分子含む。微細な柱状~針状結晶の放射状集合など。無~白色,透明~半透明ガラス光沢劈開{110}に完全,{001}に明瞭。硬度2.5, 比重1.85。薄片では無色,屈折率α1.417, β1.503, γ1.549, 2V(-)53°, 光分散vr弱。主にマグネシウムに富む岩石などの雨水や地下水による風化によって,水苦土石などとともに産する。日本では蛇紋岩の風化部分(愛知県新城市吉川など)で産出。名称は原産地の米国ペンシルバニア州Nesquehoningに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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