ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネバダ山脈」の意味・わかりやすい解説 ネバダ山脈ネバダさんみゃくSierra Nevada スペイン南部のけわしい山脈。北西はグラナダ平野,北東は台地,南部は地中海にのぞむ狭い海岸低地によって限られる。ベティカ山系の主脈ペニベティカ山脈の最高部分をなし,東西約 40kmにわたっている。主峰ムラセン山 (3478m) はイベリア半島の最高峰。ほかにも約 3000mの雪線を越える峰がいくつかあり,「シエラネバダ (雪におおわれた山脈) 」の名が起った。モレーン (氷堆石) ,カール (圏谷) がみられ,氷河もわずかに残る。亜熱帯性植物から高山植物にいたる植生の垂直分布がみられる。北斜面は急であるが,南斜面はゆるやかで,前山地帯ではブドウ,オリーブなどの栽培が行われる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ネバダ山脈」の意味・わかりやすい解説 ネバダ山脈(スペイン)ねばださんみゃく →シエラ・ネバダ山脈 ネバダ山脈(アメリカ)ねばださんみゃく →シエラ・ネバダ山脈 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by