《NERICA(ネリカ)は、new rice for Africa(アフリカのための新しい米)の略》西アフリカ稲開発協会(現アフリカ稲センター、WARDA)が1994年に開発した陸稲の一種。害虫・乾燥に強いアフリカ米と、収量の多いアジア米とを交配して作出。干ばつや病気に強くて収穫量が多いうえ、生育期間が3か月程度と通常品種より短いため、年2回の収穫が可能。 [補説]日本が多くの開発資金を拠出、技術者の派遣も行った。水稲の普及も始まっており、ネリカ米は「アフリカの救世主」「アフリカの希望」とも呼ばれている。