干ばつ(読み)かんばつ

百科事典マイペディアの解説

干ばつ【かんばつ】

本来は旱魃と記す。長期間降水がほとんどないため土壌が著しく乾燥し農作物などに被害(干害)を及ぼす現象。気温が高く蒸発散のはげしい地域で起こりやすく,熱帯地方の雨季・乾季の交代期のずれ,季節風地帯での高気圧の発達状況と関連して発生。日本では過去400年間にほぼ10年に1回の割で大干ばつがあったが,近年では水利灌漑(かんがい)施設の発達で大規模な干ばつは少なくなった。1939年5〜9月には日本を小笠原高気圧がおおい,特に近畿以西に大被害があった。
→関連項目環境難民気象災害砂漠化

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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