ノエシス・ノエセオス(その他表記)noēsis noēseōs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノエシス・ノエセオス」の意味・わかりやすい解説

ノエシス・ノエセオス
noēsis noēseōs

アリストテレスの有名な言葉で,より正確には hē noēsis noēsis noēseōs (その思惟は思惟の思惟) 。理性 nous (思惟するもの) とその思惟の対象 noētonが同一であることを意味し,感覚表象を介して行われる人間の思惟と区別された「第一の不被動の動者」としての神の「自体的な思惟」の形成をいう。なぜなら完全現実態本性とする神の思惟はみずからが不被動の動者として究極の存在であるゆえに思惟の対象を自分の外にもつことができないからである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む