改訂新版 世界大百科事典 「ハイサグラフ」の意味・わかりやすい解説 ハイサグラフhythergraph 横軸に月降水量を,縦軸に月平均気温をとって,月ごとにプロットした12点を月順に結びつけた線図。雨温図ともいう。作図が簡単で,しかも気温と降水量の組合せの季節推移が一見してわかるので,気候の便利な表現法として重宝されている。G.テーラーは湿球温度と相対湿度,あるいは気温と相対湿度を組み合わせたクライモグラフを考案したが,資料入手の便宜上からクライモグラフを改良したものがハイサグラフである。しかし,このハイサグラフをクライモグラフと呼ぶことがある。執筆者:設楽 寛 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by