20世紀西洋人名事典 「ハインリヒラウ」の解説
ハインリヒ ラウ
Heinrich Rau
1899.4 - 1961.3
ドイツの革命家。
元・東ドイツ経済計画省,元・東ドイツ副首相。
1913年社会主義青年組織を支持。’17年KPD党員となる。’28〜33年プロイセン州議会KPD議員となる。ヒトラーの警察に逮捕され投獄刑を宣告。その後、ソ連に逃亡し、モスクワの国際農業研究所執行部の地位を保有。’37年スペインに派遣され、国際旅団の指揮にあたったが、’42年ドイツのマウトハウゼン強制収容所に送られる。第二次大戦後釈放され、’49年東ドイツ政府樹立にともない、経済計画相。’50年11月副首相に昇進、’50〜52年国家計画委員会議長。’55年外国貿易相を歴任した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報