ハカタユリ(読み)はかたゆり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハカタユリ」の意味・わかりやすい解説

ハカタユリ
はかたゆり / 博多百合
[学] Lilium brownii var. viridulum Baker
Lilium brownii var. colchesteri Wil.

ユリ科(APG分類:ユリ科)の球根草。中国原産で、13世紀に日中貿易接点となった博多(はかた)に渡来した。6月、花被片(かひへん)の裏に褐色の筋(すじ)が入った淡黄白色花を開き、上品な香りを放つ。咲き始めは黄色で、その後、白色になる。

[坂本忠一 2018年12月13日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む