ハドリアヌス2世(読み)ハドリアヌスにせい(その他表記)Hadrianus II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハドリアヌス2世」の意味・わかりやすい解説

ハドリアヌス2世
ハドリアヌスにせい
Hadrianus II

[生]792. ローマ
[没]872.12.14.
教皇 (在位 867~872) 。ステファヌス5世,セルギウス2世と同じ家系のローマの貴族出身。前任者ニコラウス1世で頂点に達した教皇権を維持しようと苦闘キュリロスとメトディオス典礼におけるスラブ語使用を許可し,後者をシルミウム大司教とした。第4コンスタンチノープル公会議に代表を送ってフォチウスの罷免を決したほか,コンスタンチノープル総司教位をローマに次ぐ地位として認めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む